Emerson、Copeland™ Scroll™ コンプレッサの設置台数 2 億台を突破

2022年6月30日、オハイオ州シドニー – Emerson (NYSE: EMR) は、Copeland™ コンプレッサーの設置台数が全世界で 2 億台を達成したことを発表しました。このニュースは、Copeland ブランド設立 100 周年記念式典が終了し、さらに多くの業界規制の期限によって新製品の革新が進む中、達成したマイルストーンとなりました。

Emerson のコンプレッサポートフォリオに、効率性と GWP 冷媒要件の低減に役立つ住宅用および業務用の空調アプリケーション向けの Copeland ZPK7 および Copeland ZPKZ Scroll コンプレッサが最近追加されました。ブランドの 100 年間の歴史の中で、ZPK7 および ZPKZ は、最新で次世代の Scroll コンプレッサです。さらに、住宅用および軽業務用の空調アプリケーション向けの Copeland ZPSK7 二段式 Scroll コンプレッサ、業務用冷蔵アプリケーション向けのCO₂ コンプレッサ製品ラインの拡張、R-290 コンプレッサ技術の進歩、A2L 認定のコンプレッサ、凝縮ユニット、およびコンポーネントなども最近追加されました。

Emerson の HVACR Technologies Americas の代表であるジョン・シュナイダー氏 は「より低い GWP のオプション、持続可能なソリューションとより高い効率性の要件に焦点を当てることで、製品開発が引き続き促進されています」と述べています。「世界中に 2 億台の Copeland コンプレッサが設置されたことは、Copeland ブランドにとって重要な成果であり、規制遵守と持続可能性の目標達成に取り組む OEM、請負業者、技術者、エンドユーザーにとって、コンプレッサの信頼性と効率性の役割を強化することにつながります。」

Copeland ブランドの信頼性と発想力のレガシーは、規制に対応した次世代圧縮技術の基盤として機能し続けています。新たな ZPKZ、ZPK7、ZPSK7 Scroll コンプレッサプラットフォームは、来るべき 2023 年のエネルギー省 (DOE) による高効率化の最低基準を満たすために開発され、Emerson で最も効率の良い固定速度の二段式コンプレッサです。現段階ではR-410A 冷媒と互換性があり、次世代の低 GWP A2L 冷媒向けに最適化されたバージョンも用意する予定です。

Copeland CO₂ コンプレッサは、Copeland Scroll 設計に固有の高効率を遷臨界および亜臨界 CO₂ 冷凍システム設計に応用しています。規制と持続可能性の目標によって環境に配慮した CO₂ 冷媒の幅広い導入が推進されている中、Emerson は、コンプレッサポートフォリオを拡大し、CO₂ システムの適用を簡略化する革新的な Copeland の業務用冷蔵製品を開発し続けています。

Copeland ブランドの 100 周年記念式典 の終幕が近づく中、Emerson は、厳格な製品試験と広範な研究に重点を置いています。同社は、効率と冷媒の規制を満たすためにシステムの再構築を必要とする製造業者のニーズをサポートするために、信頼性と効率性の高い低 GWP 冷媒ソリューションを提供し続けています。詳細は、Climate.Emerson.com をご覧ください。

Emerson について 

本社を米国ミズーリ州セントルイスに置く Emerson (NYSE: EMR) は、産業、商業、住宅市場の顧客に革新的なソリューションを提供するグローバルな技術およびエンジニアリング企業です当社の自動化ソリューションズ事業は、プロセス製造業者、ハイブリッド製造業者、ディスクリート製造業者が、エネルギーと運用コストを最適化しながら、生産を最大化し、人材と環境を保護をするのに貢献しています。当社の商業用および住宅用ソリューション事業は、人々の快適さと健康を確保し、食品の品質と安全性を保護し、エネルギー効率を高め、持続可能なインフラストラクチャを構築するのに貢献しています。詳細は Emerson.comをご覧ください。